人間の目に紫外線が入ってきて、それが細胞にあたると、細胞が酸化
し老化していく。老化すると目の機能は低下し、老化は様々な目の病気
のきっかけになっていく。その老化を防ぐ、すなわち酸化を防ぐものが、
いわゆる抗酸化物質のルテインやアントシアニンとなる。この酸化を防ぐ
抗酸化物質を含むものが眼精疲労にも有効なものとなる。
またパソコンのモニターを長時間見るなどして目が疲れてくると、目の色
素成分であるロドプシンの再合成が分解に追いつかず、必要量を維持で
きなくなってしまい、目が疲れたり、見えにくくなるといった眼精疲労の症
状を引き起こすことになる。 そこで、アントシアニンを摂取すると、数時
間後に視覚機能の働きが活発になり、夜間においても視力がよくなる。
ロドプシンの再合成が促進されることで、視野も広がるという効果がある。
・ブルーベリー
網膜に含まれているロドプシンという物質にブル―ベリーの色素成分の
アントシアニン(ポリフェノ―ルの一種)が作用する。
また含有するクロロゲン酸に抗酸化作用があり、眼精疲労に効果がある
といわれている。
・ビルベリー
15種類以上のアントシアニンを含有し、抗酸化作用のあるフラボノイド類
を含む。ビルベリーのアントシアニンが、網膜のロドプシン再合成を促進し
この量が増えることにより眼精疲労の回復につながる。
・ルテイン
強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種である。眼の網膜を保護し、
老化に伴う眼の病気を防ぐ作用があり、眼精疲労や白内障に効果があ
る。
・β-カロテン
ビタミンAになる前の物質(プロビタミンA)カロテノイドの一種で角膜の
角質化、眼精疲労、ドライアイの予防に効果がある。
・イチョウ葉
血液循環改善剤として使われ、抗酸化作用と血行をよくする働きで多く
の効能を持つ。脳への効果、眼精疲労などによい。
・コエンザイムQ10
体のあらゆる細胞や血液中にある成分で細胞のエネルギー産生を高め、
強い抗酸化力を持ち眼精疲労によい。
・マカ
青紫色の色素であるアントシアニンが多く含まれている。眼精疲労の
改善、視力回復の作用がある。
●食生活において眼精疲労に効果のある栄養素とは何か
視機能に影響を与える重要なビタミンはビタミンAとビタミンB群である。
・ビタミンA
角膜や網膜の細胞や角膜表面を保護する細胞を活性化する、いわゆる
抗酸化作用があり、新しい細胞を作る作用がある。目の若さを保つのに
必要なビタミンであり、特に多く含まれる食品としては、レバー、うなぎ、
卵黄、バターなどの動物性食品、ホウレン草、ブロッコリー、小松菜、ニン
ジンなどの緑黄色野菜、ブルーベリーなどである。
・ビタミンB群
ビタミンB1、B12は視神経の働きを高めて視力低下を防ぎ、眼精疲労の
回復に効果がある。特にビタミンB群が多く含まれる食品としては豚肉、
牛レバー、うなぎ、乳製品などの動物性食品、さば、いわし、かつおなど
の魚類、玄米、ごま、大豆などである。
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