疲れ目と眼精疲労は違う

眼精疲労の症状の発生メカニズムを知っておこう

眼精疲労とは視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、物を見ている
だけで目が疲れたり痛みを感じ、目のかすみや頭痛、肩こり、嘔吐など
が起きる状態である。
疲れ目とは異なり、休息や睡眠をとっても症状が十分に回復しないほど
の重度な症状を眼精疲労と言う。

疲れ目と眼精疲労の違いは・・・

疲れ目:眼を使う仕事を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・
    充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が
    出現する。ただ、休息で症状が軽くなり、翌日には楽になるもの
    が疲れ目である。

眼精疲労:休息や睡眠をとっても十分に疲れ目が回復しない状態を眼精
      疲労という。ひどい場合は目の裏側まで強い痛みや吐き気をも
      よおすこともあり、さらに進行すると、イライラや不安感、抑うつ、
      といった自律神経症状へ発展することもあるものが眼精疲労
      である。

 
●眼精疲労の軽減法として

自己の生活習慣の改善によって症状を抑えきれない場合には、速やか
に眼科医の診察を受けるべきである。
しかし、まずは簡単に出来る眼精疲労の軽減法を知っておこう。

・まず日々の生活の中で最も目を使う状況に適した眼鏡をあつらえるとい
う方法である。例えば軽度の遠視の場合は裸眼検査で1.5などの良い数
値を得るために眼鏡を用意するケースはあまり多くないと考えられるが、
一方で仕事で一日中パソコンを眺めるという生活を送っている場合、本人
の目に適さない(近すぎる)対象を一日中見ることになるため、目のピント
を合わせる部分の疲労が蓄積しやすい。従って常用距離をパソコン用に
1メートル程度に設定した眼鏡を着用することで、眼精疲労を軽減するこ
とができるのである。

・眼精疲労の症状を和らげる

疲労してしまった目や周りの筋肉から疲労を和らげるとする場合、温めた
おしぼりで目を覆う、マッサージを行うなどの方法で血行を良くし、老廃物
の代謝を促す方法が考えられる。これらの眼精疲労軽減の方法は就寝
前に行うことが効果的である。

・目のマッサージ方法

実際には、目の周りの筋肉をマッサージする。親指ないし人差し指の先
をまぶたの上から優しく押し込み、小さく丸を描きながら目の内側から外
側へ移動して行く。目の上側をマッサージしたなら、目の下側も同様に行
う。

・目を温める方法

人肌よりやや熱めのおしぼりを用意し、両目の上から1分程覆うと良い。
上記のマッサージ法と併用するとより効果的である。冷たいおしぼりを交
互に乗せることでよりすっきりとした気分になることができる。
   
これらのように日常の生活の中で、自分自身でできる対策はたくさんある
が、ただしその眼精疲労の程度によっては生活や仕事に支障が出てくる
ような場合もある。その場合は眼科専門医に判断してもらうことが必要で
あり、眼精疲労の治療が必要な場合もある。眼精疲労は、これからの時
代、増えていくであろう症状であり、その対処法を知っておくことが必要で
ある。そのまま放置しておくと目だけでなく全身に症状が現れてしまった
り、精神的にイライラしたりと、様々な影響がでてくると思われる。そこで
眼精疲労について、しっかりとした知識を持ち、対処していくことが必要で
ある。
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